韓国最大野党代表を在宅起訴=北朝鮮への不正送金 2024年06月12日 17時57分

韓国の革新系最大野党「共に民主党」の李在明代表(中央)=4月23日、ソウル(EPA時事)
韓国の革新系最大野党「共に民主党」の李在明代表(中央)=4月23日、ソウル(EPA時事)

 【ソウル時事】韓国の水原地検は12日、北朝鮮への不正送金に絡む第三者供賄罪などで、革新系最大野党「共に民主党」の李在明代表を在宅起訴した。李氏は既に首長時代の都市開発を巡る疑惑などでも起訴されている。韓国メディアによると、李氏を巡る4件の裁判が並行して行われることになる。
 検察によると、国連安保理決議で北朝鮮への送金が禁じられているにもかかわらず、李氏は京畿道知事時代に当時の副知事と共謀し、北朝鮮との協力事業の実施費用500万ドル(約7億9000万円)を韓国企業の元会長に指示して北朝鮮側へ支払わせた。当時の副知事は7日、一審で有罪判決を言い渡された。 

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