男女平等、日本118位=「大幅進展」も先進国最下位―国際調査 2024年06月12日 07時12分

東京都内のオフィスのロビーを歩く女性たち(EPA時事)
東京都内のオフィスのロビーを歩く女性たち(EPA時事)

 【ロンドン時事】世界経済フォーラム(WEF)は12日、世界各国の男女平等度を示す「ジェンダーギャップ指数」の2024年版を発表した。日本は総合ランキングで146カ国中118位と、過去最低だった前年(125位)から順位を七つ上げた。ただ、引き続き政治や経済の分野で遅れが目立ち、先進7カ国(G7)では最下位だった。
 WEFは日本について、「大幅な進展があった」と評価。閣僚の4分の1を女性が占めるなど、政治分野(113位、前年は138位)での改善が総合順位の上昇に寄与した。経済分野(120位、同123位)もわずかに改善したものの、幹部職の占有率や賃金面での男女格差は「引き続き顕著」だった。 

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