「人間、動物、森の共生」表現=大阪万博ブラジル館 2024年06月11日 16時21分

大阪・関西万博のブラジル館について説明するビアナ貿易投資振興庁長官(右)と監修者のレッサ氏=11日、東京都港区
大阪・関西万博のブラジル館について説明するビアナ貿易投資振興庁長官(右)と監修者のレッサ氏=11日、東京都港区

 2025年大阪・関西万博に出展するブラジル館の監修者ビア・レッサ氏は11日、東京都港区の在日ブラジル大使館で記者会見し、ブラジル館の主要展示について、空気を出し入れして伸縮する人形などを使い、「人間、動物、森の共生」を表現すると明らかにした。同館は、日本側が建物を用意する「タイプX」2棟で構成し、面積は計1000平方メートル。壁にゴミ袋、床にリサイクル素材などを用いるという。
 テーマは「テモス・キ・ファゼール」(やらなければならぬ)。天井に逆さに生える森、床に伸縮する人形や動物の像を配置し、5部構成で生誕や死滅、再生などを15分程度で演出する。1日最大1万人の来館者を見込む。
 レッサ氏は「多様性を表現したい。重要なのは、あらゆるものが関係し、つながっていることだ」と強調した。 

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大阪・関西万博ブラジル館のイメージ図(BIA LESSA TEAM提供)
大阪・関西万博ブラジル館のイメージ図(BIA LESSA TEAM提供)

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