来月8日に日本と2プラス2=南シナ海問題など協議―フィリピン 2024年06月10日 18時21分

フィリピンのマナロ外相(右)とテオドロ国防相=4月12日、ワシントン(AFP時事)
フィリピンのマナロ外相(右)とテオドロ国防相=4月12日、ワシントン(AFP時事)

 【マニラ時事】フィリピン政府筋は10日、同国と日本の両政府が7月8日に外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)をマニラで開催することで合意したと明らかにした。中国が南シナ海などで覇権主義的な動きを強める中、安全保障面での連携強化を図るものとみられる。
 自衛隊と比軍の相互往来を容易にする「円滑化協定(RAA)」に調印する可能性もあるという。
 両国による2プラス2は2回目で、2022年4月以来。比側はマナロ外相とテオドロ国防相、日本側は上川陽子外相と木原稔防衛相が協議に臨む予定だ。
 日比両国と米国は4月、ワシントンで初の3カ国首脳会談を開催。経済・軍事両面で協力を深めることで一致している。 

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