邦人の高齢兄弟、遺体で発見=自宅で強盗被害か―パラグアイ 2024年06月05日 05時46分

パラグアイ国旗(AFP時事)
パラグアイ国旗(AFP時事)

 【メキシコ市時事】南米パラグアイの捜査当局は4日までに、南部ピラポで高齢の日本人男性2人が自宅で死亡しているのが見つかったと発表した。何者かが強盗目的で押し入り、鈍器のようなもので殴って殺害したとみて捜査している。現地日本大使館によると、2人は兄弟。
 検察によると、死亡したのはスガワラ・ツタエさん(70)とスガワラ・タケミさん(69)。ツタエさんの下で働く従業員が2日、警察に「ツタエさんから緊急事態が起きたと連絡があった」と通報。警官が鍵がかかった家のドアをこじ開けて踏み込み、2人が頭から血を流して死亡しているのを発見した。
 ピラポは第2次大戦後に日本人が多く移住。報道によると、兄弟は農業に従事していた。 

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