水原被告、取材応じず終始無言=報道陣殺到、転倒者も 2024年06月05日 05時30分
水原一平被告は裁判所の出入りに際し、待ち構えた数十人の報道陣に取り囲まれた。コメントを求める声にも表情を変えず、視線を前に向けたまま終始無言を貫いた。現場には被告を撮影しようとするカメラマンが殺到し、複数が転倒する混乱ぶりだった。
水原被告は開廷30分前に裁判所に到着。黒のスーツに白のTシャツ姿で弁護士に先導される形で正面玄関に入った。
廷内では、判事から司法取引について認識しているかなどを問われた。被告は「はい」「いいえ」で回答した後、起訴された二つの罪について「ギルティー(有罪)」と答弁した。