豪軍、同志国から兵士採用=人手不足解消で 2024年06月04日 15時05分

訓練中のオーストラリア軍兵士=2023年7月、豪北西部ダービー(豪国防省提供・時事)
訓練中のオーストラリア軍兵士=2023年7月、豪北西部ダービー(豪国防省提供・時事)

 【シドニー時事】オーストラリア国防省は4日、豪軍兵士の採用基準を緩和し、7月から一部の外国人に門戸を開放する方針を発表した。人手不足の解消が狙い。対象は米、英、カナダ、ニュージーランド(NZ)の4同志国出身者で、年間350人程度の採用を見込む。
 豪軍の兵力は6万人規模だが、必要水準を約4400人下回っている。補充に向け、英語圏の機密情報共有枠組み「ファイブアイズ」の仲間である4カ国の出身者にも、新たに応募資格を認めることにした。NZは7月から、米英加は来年1月から適用される。 

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