「最悪の一般教書」=バイデン氏の移民政策非難―トランプ氏 2024年03月08日 12時27分

トランプ前米大統領(左)とバイデン大統領(AFP時事)
トランプ前米大統領(左)とバイデン大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領は7日、バイデン大統領の一般教書演説を受け、SNSで「怒りに満ち、思いやりのない最悪の一般教書演説だった」とこき下ろした。とりわけ不法移民の流入をやり玉に挙げ、「彼(バイデン氏)は米国に移民があふれることを望んでいる」と非難した。
 トランプ氏は演説に先立ち、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、インフレ高進などを指摘する動画を投稿。「バイデンに首を宣告する時だ」と気勢を上げた。
 しかし、アクセスが殺到したためかSNSはその後一時ダウン。演説が始まると、陣営は「バイデン政権下で物価は17.9%上がった」「トランプ減税は中間層に最も恩恵をもたらした」と訴える電子メールを支持者らに送信したが、批判は迫力を欠く結果となった。 

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