金正恩氏、軍訓練を視察=米韓合同演習に対抗姿勢―北朝鮮 2024年03月07日 10時09分

6日、北朝鮮の朝鮮人民軍西部地区の重要作戦訓練基地を視察し、実動訓練を指導する金正恩朝鮮労働党総書記(中央)(朝鮮通信)
6日、北朝鮮の朝鮮人民軍西部地区の重要作戦訓練基地を視察し、実動訓練を指導する金正恩朝鮮労働党総書記(中央)(朝鮮通信)

 【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は7日、金正恩朝鮮労働党総書記が6日、朝鮮人民軍西部地区の重要作戦訓練基地を訪れ、実動訓練を指導したと伝えた。正恩氏は「戦争準備の新たな全盛期を力強く開いていく」と強調した。米韓両軍が4日に開始した合同演習に対抗姿勢を示した形だ。
 正恩氏は「敵の脅威を圧倒的な力でけん制し、有事の重要任務を正確に遂行するため、実戦訓練を絶えず強化すべきだ」と指示した。同通信が配信した写真によると、正恩氏は射撃訓練の様子を確認したり、銃器を持つ姿勢を自身で示したりした。党や国防省、軍の幹部が同行した。 

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6日、北朝鮮の朝鮮人民軍西部地区の重要作戦訓練基地で行われた実動訓練(朝鮮通信)
6日、北朝鮮の朝鮮人民軍西部地区の重要作戦訓練基地で行われた実動訓練(朝鮮通信)

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