ガザ戦闘継続「非常に危険」=米大統領、断食月前の休止合意訴え 2024年03月06日 07時55分

5日、パレスチナ自治区ガザ南部ラファの医療施設で手当てを受ける栄養失調の子供(AFP時事)
5日、パレスチナ自治区ガザ南部ラファの医療施設で手当てを受ける栄養失調の子供(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は5日、記者団に対し、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止を巡る交渉について、10日ごろに始まるイスラム教のラマダン(断食月)までに合意が実現しなかった場合、「非常に危険になる恐れがある」と警告した。
 バイデン氏は交渉について、「現在(合意の成否は)ハマスに委ねられている」と述べ、ハマスの決断次第だとの見方を示した。その上で、「数日以内に実現するか分かる。戦闘休止が必要だ」と強調した。 

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