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　【ベルリン時事】ドイツのピストリウス国防相は５日、独空軍幹部のオンライン会議がロシアに傍受された問題について、定められた安全な接続方法に従わなかった参加者がいたと明らかにした。漏えいの原因とみており、懲戒処分を検討するという。この参加者は国際航空ショーが催されていたシンガポールから会議に加わっていた。
　ピストリウス氏は、こうした国際イベントでは、一般的にロシアが諜報（ちょうほう）活動を活発化させると指摘。「広範な（諜報の）手段に偶然引っ掛かったと想定すべきだ」と説明した。友好国とも情報共有したといい、「ドイツに対する信頼は揺らいでいない」と強調した。