小池都知事、台湾と交流強化確認=正副総統と面会、中国は反発 2024年02月07日 20時45分

7日、台北市で台湾の蔡英文総統(右)と面会する東京都の小池百合子知事(左)(総統府提供・時事)
7日、台北市で台湾の蔡英文総統(右)と面会する東京都の小池百合子知事(左)(総統府提供・時事)

 【台北、北京時事】東京都の小池百合子知事は7日、台湾を訪問し、蔡英文総統と次期総統の頼清徳副総統とそれぞれ面会し、交流と協力関係の強化を確認した。総統府が明らかにした。小池氏の訪台は知事就任後初めて。
 小池氏は蔡氏との会談で、防災やデジタル分野における日台協力の重要性を指摘。交流と協力の強化継続を呼び掛けた。蔡氏は「交流と協力の機会が増え、台日関係がますます発展することを望む」と語った。頼氏は台湾海峡の平和と安定の維持についても小池氏の支持に期待を示した。
 中国外務省の汪文斌副報道局長は7日の記者会見で、「台湾は中国領土の一部であり、台湾と(外国の)いかなる形式の公的交流にも断固反対だ」と強調。「台湾独立勢力」に近づかないよう、日本側にくぎを刺した。 

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7日、台北市で台湾次期総統の頼清徳副総統(右)と握手する東京都の小池百合子知事(総統府提供・時事)
7日、台北市で台湾次期総統の頼清徳副総統(右)と握手する東京都の小池百合子知事(総統府提供・時事)

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