温室効果ガス、40年に90%減=欧州委勧告、法整備へ 2024年02月07日 08時35分

独西部ノイラートにある褐炭を利用する石炭火力発電所=2023年11月(AFP時事)
独西部ノイラートにある褐炭を利用する石炭火力発電所=2023年11月(AFP時事)

 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は6日、2040年に域内の温室効果ガス排出量を1990年比で90%削減するよう欧州議会や欧州理事会に勧告した。6月の欧州議会選挙などを経て、法整備に向けた動きが本格化する見通し。
 EUは30年までに排出量を少なくとも55%削減し、50年には実質ゼロを目指す。フクストラ欧州委員(環境政策担当)は声明で、気候変動対策で世界を「リードし続ける」と強調した。 

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