LNG停止、批判相次ぐ=公聴会開催、共和党は反対法案も―米下院 2024年02月07日 07時45分

 【ワシントン時事】米下院小委員会は6日、バイデン米政権による液化天然ガス(LNG)輸出認可の一時停止に関する公聴会を開いた。出席した米LNG大手EQTのライス最高経営責任者(CEO)は「近視眼的で政治的な決定」と撤回を要請。米LNG輸出促進は「世界のエネルギー供給と安全保障にとって最も重要なことだ」と訴えた。議員からも批判が相次いだ。
 下院は、野党共和党が過半数を占める。同党のダンカン小委員長は「気候変動問題への取り組みを進めるために、(認可の)審査を武器化した」と批判。一部の同党議員が、一時停止を阻止するための法案を提出したと説明した。ただ、民主党が多数派の上院での可決は困難な情勢だ。 

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