正恩氏、造船所を視察=海軍強化へ指示―北朝鮮 2024年02月02日 09時04分

北朝鮮西部の南浦造船所を視察する金正恩朝鮮労働党総書記(中央)。視察日は不明。朝鮮中央通信が2日報じた(朝鮮通信・時事)
北朝鮮西部の南浦造船所を視察する金正恩朝鮮労働党総書記(中央)。視察日は不明。朝鮮中央通信が2日報じた(朝鮮通信・時事)

 【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は2日、金正恩朝鮮労働党総書記が西部・南浦市の南浦造船所を視察したと報じた。正恩氏は「戦争準備を進める上で海軍力強化は最も重要な問題になる」と主張し「船舶工業部門が新たな飛躍的発展を遂げることが必要だ」と強調した。視察日は不明。
 正恩氏は2021年の党大会の決定に基づく各種艦船の建造状況や新たな計画の準備について報告を受け、造船所の強化に向けた指示を出したという。1月28日にも「潜水艦発射型戦略巡航ミサイル」の発射実験を視察し、原子力潜水艦の建造事業について協議するなど「海軍の現代化」に力を入れている。 

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