ロシア大統領、12日にトルコ訪問か=NATO域内は侵攻後初 2024年02月01日 14時52分

ロシアのプーチン大統領(右)とトルコのエルドアン大統領=2023年9月、ロシア南部ソチ(トルコ大統領府提供)(AFP時事)
ロシアのプーチン大統領(右)とトルコのエルドアン大統領=2023年9月、ロシア南部ソチ(トルコ大統領府提供)(AFP時事)

 ロシアのプーチン大統領は12日にもトルコを訪問し、エルドアン大統領と会談する見通しだ。ロイター通信が1月31日、トルコ当局者の話として伝えた。国営ロシア通信も最近、在アンカラ外交筋の情報として、プーチン氏のトルコ訪問は2月12日になる可能性があると報じていた。
 トルコは北大西洋条約機構(NATO)加盟国で、ロシアのウクライナ侵攻開始後、プーチン氏がNATO域内を訪れるのは初めて。トルコ訪問はかねて調整されてきたが実現せず、昨年9月にはエルドアン氏がロシア南部ソチを訪れてプーチン氏と会っている。
 トルコは侵攻開始後も、ロシア寄りの外交姿勢を取って良好な関係を維持し、ウクライナとの間で仲介努力を続けてきた。ロシアと対立する軍事ブロックの一角だが、プーチン政権から「友好国」と見なされている。 

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