ロシア軍輸送機「パトリオットで撃墜」=プーチン氏主張 2024年02月01日 07時13分

ロシアの空軍輸送機が墜落した西部ベルゴロド州の現場=ロシア当局が1月26日に提供した動画より(EPA時事)
ロシアの空軍輸送機が墜落した西部ベルゴロド州の現場=ロシア当局が1月26日に提供した動画より(EPA時事)

 ロシアのプーチン大統領は31日、西部ベルゴロド州で24日に起きた空軍輸送機の墜落は、ウクライナ軍による撃墜であることは「証明済み」で、米国製の地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」が使われたと述べた。ロシア側は、輸送機はウクライナ人捕虜65人を乗せていたと主張している。
 ウクライナ側は墜落当日に捕虜交換が予定されていたことは認めつつ、墜落原因に関する言及は回避。「国際調査」を訴えていたが、現在は立場をトーンダウンさせている。プーチン氏はこうした経緯を指摘した上で「われわれこそ国際調査を求める」と語った。
 同氏はまた「(ウクライナによる)撃墜が偶発的なものだったとしても、犯罪であることには変わりない」と強調。ただ、ウクライナとの捕虜交換は今後も続ける立場を示した。 

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ロシアのプーチン大統領=1月31日、モスクワ(AFP時事)
ロシアのプーチン大統領=1月31日、モスクワ(AFP時事)

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