米中が麻薬対策協議=北京で作業部会の初会合 2024年01月30日 22時16分

 【北京時事】米国で乱用が社会問題となっている合成麻薬「フェンタニル」の対策を協議する米中高官による作業部会の初会合が30日、北京で開かれた。ロイター通信によると、中国の王小洪公安相は記者団に「双方は深く実務的な意思疎通を行い、(今後の)作業工程に関して共通認識に達した」と述べた。
 フェンタニルは、中国で製造された原料をメキシコの麻薬組織が合成し、米国に密輸している。昨年11月の米中首脳会談で、双方が問題解決へ向けて協力することで合意していた。 

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