チャールズ国王が退院、療養へ=キャサリン妃も―英 2024年01月29日 23時24分

29日、ロンドン市内の病院から退院し、手を振るチャールズ英国王(左)とカミラ王妃(AFP時事)
29日、ロンドン市内の病院から退院し、手を振るチャールズ英国王(左)とカミラ王妃(AFP時事)

 【ロンドン時事】英国のチャールズ国王が29日、入院先のロンドンの病院から退院した。国王は前立腺肥大治療のため先週末から入院していた。
 国王はカミラ王妃を伴い、病院出口から車まで徒歩で移動。待ち構えた市民らの歓声に笑顔で手を振って応えた。比較的元気な様子で、報道によると、最長1カ月ほどの療養期間を経て公務に復帰する見込みという。
 一方王室によると、同じ病院に入院していたウィリアム皇太子の妻キャサリン妃も同日、退院した。キャサリン妃は約2週間前に腹部の手術を受け入院していた。
 声明によると術後の経過は良好で、既にロンドン近郊ウィンザーの自宅に戻ったという。ただ今後も数カ月にわたり療養する必要があり、その間の公務は停止される。キャサリン妃は王室を通じて医療チームに「深い感謝」を示し、世界中からのお見舞いを「ありがたく思う」と述べた。 

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キャサリン英皇太子妃=2023年6月、ロンドン(AFP時事)
キャサリン英皇太子妃=2023年6月、ロンドン(AFP時事)

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