ガザ戦闘休止へ4カ国協議=「建設的」議論も大きな隔たり 2024年01月29日 07時14分

28日、パレスチナ自治区ガザ南部ラファで、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の拠点で食料を受け取る男性(中央)(AFP時事)
28日、パレスチナ自治区ガザ南部ラファで、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の拠点で食料を受け取る男性(中央)(AFP時事)

 【カイロ時事】イスラエルとイスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザで続ける戦闘の休止に向け、米国、イスラエル、カタール、エジプトの情報機関トップらが28日、フランスのパリで協議を行った。イスラエルのメディアが伝えた。イスラエル首相府は声明で、協議が「建設的だった」と評価する一方、大きな隔たりも残っているとして、話し合いを続ける方針を示した。
 協議では、2カ月間の戦闘休止と引き換えに、ガザで拘束が続く人質全員を最終的に解放する案について議論したとされる。イスラエル紙ハーレツによると、同国情報筋は「前向きな会合だった」と説明しつつ、合意に至るかどうかの判断は「時期尚早だ」と語った。 

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