レニングラード解放80年で献花=ロ大統領、ウクライナ継戦訴え 2024年01月28日 17時52分

27日、ロシア・サンクトペテルブルク郊外のレニングラード州ザイツェボで、第2次大戦の市民の犠牲者追悼施設に献花するプーチン大統領(右)。左はベラルーシのルカシェンコ大統領(AFP時事)
27日、ロシア・サンクトペテルブルク郊外のレニングラード州ザイツェボで、第2次大戦の市民の犠牲者追悼施設に献花するプーチン大統領(右)。左はベラルーシのルカシェンコ大統領(AFP時事)

 ロシアのプーチン大統領は27日、第2次大戦でナチス・ドイツに包囲されたレニングラード(現サンクトペテルブルク市)の完全解放から80年を迎え、市郊外に新たに完成した犠牲者の追悼施設に献花した。大統領府が発表した。
 献花したのは「ナチスのジェノサイド(集団虐殺)被害に遭ったソ連市民」の追悼施設。プーチン政権は、ウクライナのゼレンスキー政権を「ナチス」と一方的に決め付け、侵攻の口実にした経緯があり、作戦継続を国民に訴える意味合いもありそうだ。式典には、侵攻に協力しているベラルーシのルカシェンコ大統領も同席した。 

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