北朝鮮が巡航ミサイル発射=日本海側の海上から数発 2024年01月28日 11時15分

北朝鮮の「戦術核攻撃潜水艦」の進水式=朝鮮中央通信が2023年9月配信(AFP時事)
北朝鮮の「戦術核攻撃潜水艦」の進水式=朝鮮中央通信が2023年9月配信(AFP時事)

 【ソウル時事】韓国軍によると、北朝鮮は28日午前8時(日本時間同)ごろ、東部の咸鏡南道・新浦付近の海上から巡航ミサイル数発を発射した。日本海に面した新浦には潜水艦の開発拠点があり、潜水艦から発射する巡航ミサイルの開発と関係している可能性がある。
 北朝鮮は24日に黄海に向けて「新型戦略巡航ミサイル」を撃ったばかり。米韓両国がミサイルの飛行経路などを分析している。巡航ミサイルは、弾道ミサイルに比べ速度が遅いものの、低空を変則的に飛行する。
 今回の発射には、奇襲攻撃を実行可能な潜水艦搭載の核戦力の実用化加速という狙いがありそうだ。北朝鮮は昨年3月、新浦付近で潜水艦から巡航ミサイルを発射する訓練を実施したと発表。同9月には、新浦造船所で新造した「戦術核攻撃潜水艦」の進水式を行った。 

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