南ア大統領、「正義の勝利」と歓迎=国際司法裁命令 2024年01月27日 01時20分

 【ロンドン時事】国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルに対し、パレスチナ自治区ガザでのジェノサイド(集団殺害)を防ぐためあらゆる措置を取るよう命じたことについて、訴訟を起こした南アフリカのラマポーザ大統領は26日のテレビ演説で「国際法、人権、そして何よりも正義の勝利となる決定を下した」と歓迎した。
 ラマポーザ氏は「この命令はイスラエルを拘束するものだ」とした上で、「法の支配を尊重する国家であるイスラエルが、ICJの言い渡した措置を順守することを期待する」と強調した。 

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