ロシアのプーチン大統領、バルトの飛び地訪問=北欧NATO加盟後で初 2024年01月26日 07時42分

25日、ロシア最西端の飛び地カリーニングラード州を訪れたプーチン大統領の車列(AFP時事)
25日、ロシア最西端の飛び地カリーニングラード州を訪れたプーチン大統領の車列(AFP時事)

 ロシアのプーチン大統領は25日、バルト海に面する最西端の飛び地カリーニングラード州を訪問し、地元知事と会談した。自身の通算5選が確実視される3月の大統領選に向けた「行脚」の一環。今月10日に最東端のチュコト自治管区も訪れている。
 同州はポーランドとリトアニアに挟まれており、政府専用機は北大西洋条約機構(NATO)に加盟する両国領空を避け、バルト海上空を飛行した。NATOは24日、冷戦終結後で最大規模とされる約9万人参加の軍事演習「ステッドファスト・ディフェンダー(不動の守護者)」を開始。プーチン氏の同州訪問には、NATOにひるまない姿勢を示す狙いもあったもようだ。 

海外経済ニュース