モリソン前豪首相が政界引退へ=元トランプ政権幹部の企業に参画 2024年01月24日 17時56分

オーストラリアのモリソン前首相=2022年8月、シドニー(AFP時事)
オーストラリアのモリソン前首相=2022年8月、シドニー(AFP時事)

 【メルボルン時事】オーストラリアのスコット・モリソン前首相(55)は24日までに、下院議員を2月末で辞職し、政界を引退すると表明した。豪メディアによると、トランプ米政権で国家安全保障担当の大統領補佐官を務めたロバート・オブライエン氏が率いる安保関連企業の副会長に就く予定だ。
 モリソン氏は2007年に自由党から下院議員に初当選。財務相などを経て18~22年に首相を務めた。23日付の声明で「新鮮なエネルギーをもって務められる後進に道を譲るべき時だ」と引退理由を説明した。ポンペオ前米国務長官が在籍する資産運用会社にも顧問として参画するという。 

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