トランプ氏連勝、指名争い独走=ヘイリー氏は撤退否定―共和ニューハンプシャー予備選・米大統領選 2024年01月24日 15時34分

23日、米東部ニューハンプシャー州ナシュアで演説するトランプ前大統領(AFP時事)
23日、米東部ニューハンプシャー州ナシュアで演説するトランプ前大統領(AFP時事)

 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)時事】米大統領選に向けた共和党の候補者指名争い第2戦となる東部ニューハンプシャー州予備選が23日投開票され、トランプ前大統領(77)がヘイリー元国連大使(52)との一騎打ちを制し、勝利した。トランプ氏は初戦の中西部アイオワ州に続く連勝で独走態勢を固め、指名獲得に大きく近づいた。
 トランプ氏は大勢判明後に演説し、「重要なのは、われわれが2戦とも勝ったということだ」と宣言。その上で「ヘイリー氏にはひどい夜になった」と強調した。トランプ氏陣営はヘイリー氏に撤退を呼び掛けた。
 これに対しヘイリー氏は、演説で「選挙戦はまだ終わっていない。多くの州が残っている」と撤退を否定。トランプ氏との次の直接対決となる2月24日の南部サウスカロライナ州予備選に向け、活動を続ける方針を表明した。 

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23日、米東部ニューハンプシャー州コンコードで、大統領選に向けた共和党予備選を受け、演説するヘイリー元国連大使(AFP時事)
23日、米東部ニューハンプシャー州コンコードで、大統領選に向けた共和党予備選を受け、演説するヘイリー元国連大使(AFP時事)

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