戦闘員100人殺害=ハマス、2カ月休戦案拒否か―イスラエル軍 2024年01月24日 07時20分

23日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスの上空に立ち上る煙(AFP時事)
23日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスの上空に立ち上る煙(AFP時事)

 【カイロ時事】イスラエル軍報道官は23日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスの西部で集中的作戦を行い、イスラム組織ハマスの戦闘員100人以上を殺害したと発表した。軍はハンユニスをハマスの主要拠点とみており、報道官は「広範な攻撃を続ける」と語った。
 報道官はハンユニス一帯に関し、人口密集地で、病院や学校といった「慎重に扱うべき場所」に戦闘員が潜んでいると指摘した。中東の衛星テレビ局アルジャジーラは、イスラエル軍の攻撃で、医療チームが遺体を収容できない状況だと伝えた。
 一方、米メディアは23日、米国やエジプト、カタールが仲介し、近く再開される見通しのイスラエルとハマスの交渉を巡り、イスラエルの提案をハマスが既に拒否したと報じた。 

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