〔東京株式〕こう着=米中会談控え様子見も(4日後場中盤) 2025年06月04日 13時56分

 (13時37分)日経平均株価はこう着。後場に入り新たな材料に欠け、狭いレンジで方向感なくもみ合っている。
 米国株高や前日まで3日続落していた反発などで寄り付きから高く始まったものの、買い一巡後は3万7800円近辺での推移が続いている。米中首脳による電話会談が週内に行われる見通しだとされ、「行方を見極めたい」(中堅証券)と様子見姿勢が強まっているようだ。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比367円11銭高の3万7813円92銭で始まった。午前の流れを引き継ぎ、前場終値からほぼ横ばいで推移している。

 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価は、前日比387円85銭高の3万7834円66銭と堅調。米国ハイテク株高の流れを引き継ぎ、半導体関連株などが買われ指数をけん引。米経済の底堅さを背景に為替が前日に比べ円安となっていることも相場全体を下支えした。東証株価指数(TOPIX)は、20.09ポイント高の2791.20。
 76%の銘柄が値上がりし、21%が値下がりした。出来高は7億4786万株、売買代金は1兆9140億円。
 業種別株価指数(33業種)は、パルプ・紙、精密機器、その他製品などが上昇。ゴム製品、金属製品、陸運業が下落した。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅高。出来高2億0676万株。
 【グロース】グロース250、グロースCoreはともに続伸。

 (10時15分)日経平均株価は、寄り付きから幅広く物色され一時前日比400円超高まで上昇した。その後はやや値を下げもみ合っている。
 米国ハイテク株高の流れを引き継ぎ、東京市場でもアドバンテス〈6857〉などの半導体関連株が指数をけん引。「米国の堅調な雇用が確認され、米経済を底堅いとみて円安が進んだ」(大手証券)こともあり、買いが優勢の展開が続いている。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比239円85銭高の3万7686円66銭と上昇して始まった。堅調だった前日の米国株式市場の流れを引き継ぎ、買いが優勢の展開となっている。

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