〔東京株式〕大幅安=半導体関連など下げ(14日前場) 2025年01月14日 11時59分

 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価は、前週末比720円82銭安の3万8469円58銭と大幅安で終了した。米国の金利上昇が重しとなる中、米政権のAI(人工知能)向け半導体輸出規制などを受けてハイテク株への売りが広がり、下げ幅が大きくなった。東証株価指数(TOPIX)は、34.37ポイント安の2679.75。
 82%の銘柄が値下がりし、15%が値上がりした。出来高は9億9042万株、売買代金は2兆2459億円。
 業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、電気機器、サービス業などが下落。鉱業、石油・石炭製品、保険業などが上昇した。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高1億7724万株。
 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに反落。

 (9時59分)日経平均株価は下げ幅を拡大。米国金利上昇による米ハイテク株安の流れを受けて、半導体関連株や電子部品株などに売りが広がっている。先週決算を発表した安川電〈6506〉も大きく下げている。市場関係者からは「前週末に比べ為替が円高に振れていることや、国内金利の上昇も重しとなっている」(大手証券)との声が聞かれた。

 (寄り付き)日経平均株価は、前週末比179円44銭安の3万9010円96銭と、下落して始まった。米ハイテク株安の流れを受けて、半導体関連株を中心に売りが優勢となっている。

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