〔東京外為〕ドル、157円台前半=買い一巡後はやや伸び悩み(26日午後3時) 2024年12月26日 15時01分

 26日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、午前中の買いが一巡した後はやや伸び悩み、1ドル=157円台前半で推移している。午後3時現在、1ドル=157円34~35銭と前日(午後5時、157円01~04銭)比33銭のドル高・円安。
 前日の海外市場では、英国や米国など主要国の多くがクリスマスで休場。東京時間の早朝は、ポジション調整の売買が交錯する中、157円05~30銭程度でもみ合い。午前9時以降、実需筋の買いが優勢となり、仲値にかけては157円30銭台に浮上。その後も買われ、157円40銭台へと続伸した。正午前後も同水準を維持した。
 午後は買いが一巡し、正午対比でやや水準を下げている。もっとも、「時間外取引で米長期金利が上昇したことが支援要因となり、戻り売りが出ても、下げ幅は限定的にとどまっている」(大手邦銀)という。
 このほか、日経平均株価の上昇がドル円の支援要因ながらも「実需筋の買いが一巡した後は上値を追う雰囲気にはない」(同)とされ、目先も現行水準を軸にもみ合う公算が大きい。欧米勢がクリスマス休暇に入ったこともあり、「このまま閑散状態が続くのではないか」(同)との声が聞かれる。
 ユーロは午後に入って、対円、対ドルで小動き。午後3時現在は、1ユーロ=163円60~61銭(前日午後5時、163円42~42銭)、対ドルでは1.0397~0398ドル(同1.0399~0405ドル)。

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