〔ロンドン外為〕円下落、147円台後半(25日午前10時) 2025年07月25日 18時25分
【ロンドン時事】週末25日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、時間外取引での米長期金利上昇を眺めた円売り・ドル買いが加速し、1ドル=147円台後半に下落した。午前10時現在は147円71~81銭と、前日午後4時(146円73~83銭)比98銭の円安・ドル高。
米金利の上昇につれ、円は軟調に推移。海外時間で一部メディアが報じた日銀の金融政策を巡り、欧州勢の過度な早期利上げ期待がそがれたことも円売り・ドル買いを誘った。市場では、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀の金融政策決定会合に焦点が移っている。
対ユーロは1ユーロ=173円46~56銭(前日午後4時は172円66~76銭)と、80銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1738~1748ドル(同1.1761~1771ドル)。
ポンドは1ポンド=1.3458~3468ドル(同1.3537~3547ドル)。