〔東京株式〕しっかり=半導体関連株など堅調(21日後場寄り付き) 2025年01月21日 12時48分

 (後場寄り)後場の日経平均株価は、前日比75円20銭高の3万8977円70銭で始まった。半導体関連株などが堅調で前場終値からやや上昇し、しっかりした動きとなっている。

 (前引け)【プライム】前場の日経平均株価は前日比49円27銭高の3万8951円77銭と小幅高で終了した。トランプ米大統領就任を無難に通過した安心感から一時300円超上昇したものの、関税検討の報道が伝わり下落。ただ、堅調な米株先物などが下支えしプラス圏となった。東証株価指数(TOPIX)は、1.95ポイント安の2709.32。
 51%の銘柄が値上がりし、44%が値下がりした。出来高は8億5166万株、売買代金は1兆9213億円。
 業種別株価指数(33業種)は繊維製品、その他製品、倉庫・運輸関連業などが上昇。鉱業、石油・石炭製品、保険業などが下落した。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅安。出来高2億0311万株。
 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに反落。

 (10時04分)日経平均株価は寄り付き後に一時300円超上昇するも、関税に関する報道をきっかけに急速に値を消しマイナス圏に転落している。
 トランプ米大統領が就任初日の関税導入を見送るとの見方から警戒感が後退し、日経平均は一時上昇した。しかし、メキシコなどへの関税を検討するとの報道が伝わり急速に売られている。直前まで関税見送りを材料に上昇していた自動車株も「一気に値を下げた」(中堅証券)状態となっている。

 (寄り付き)前場の日経平均株価は、前日比261円03銭高の3万9163円53銭と上昇して始まった。トランプ米大統領の就任演説などを波乱なく通過した安心感から幅広い銘柄が買われている。

市況・概況

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