米景気「ほぼ横ばい」=利下げ観測で見通し改善―FRB報告 2024年01月18日 06時31分

 【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は17日発表した全米12地区の連銀景況報告(ベージュブック)で、経済活動は大多数の地区で「ほぼ横ばい」との見方を示した。2023年11月に公表した前回報告では、活動は「鈍化した」としていた。
 多くの企業は、FRBの利下げ観測が「先行きを楽観する根拠となっている」と指摘。低調なオフィス市場への懸念や全般的な需要鈍化、さらには今年11月の大統領選が経済的な不透明感をもたらしているが、大半の地区では「企業の将来的な成長見通しは前向きで、改善した」という。 

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