米インテルへ出資=3000億円、半導体投資を強化―ソフトバンクグループ 2025年08月19日 15時24分

ソフトバンクグループ(SBG)は19日、経営不振の米半導体大手インテルに20億ドル(約3000億円)を出資すると発表した。時期は未定だが、インテル株式を1株当たり23ドル(約3400円)で取得、2%程度の株式を保有するとみられる。
インテルに対しては、トランプ米政権が10%を出資すると報じられており、米政府と足並みをそろえ、先端技術や半導体産業への投資を強化する。
SBGの孫正義会長兼社長は「インテルが重要な役割を果たす先進的な半導体製造と供給が、米国内でより発展していくことを期待する」とのコメントを出した。インテルのリップブー・タン最高経営責任者(CEO)は、2020~22年にSBG社外取締役を務めた経験を持つ。