米消費者物価、3.4%上昇=4カ月ぶり加速―12月 2024年01月11日 22時38分

大型食料品店で買い物をする人=10日、米メリーランド州ハイアッツビル(EPA時事)
大型食料品店で買い物をする人=10日、米メリーランド州ハイアッツビル(EPA時事)

 【ワシントン時事】米労働省が11日発表した2023年12月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3.4%上昇した。伸び率は前月(3.1%)から拡大し、4カ月ぶりに加速した。市場予想(3.2%)も上回り、物価安定の回復は道半ばである状況が示された。
 変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は3.9%上昇と、前月(4.0%上昇)から小幅鈍化にとどまり、インフレ圧力の根強さをうかがわせた。
 項目別では、ガソリンが1.9%低下、中古車・トラックは1.3%低下。一方、サービス価格(エネルギー関連を除く)は5.3%上昇と、引き続き高い伸びだった。 

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