20241228 24年11月の商業動態統計(小売業) 2024年12月28日 06時10分
2024年12月27日作成
24年11月の商業動態統計・小売売上高(速報)
経済産業省から発表された2024年11月の商業販売額は、52兆5580億円、前年同月比は、3.7%の増加でした。卸売業が同4.0%の増加、小売業は同2.8%の増加となっています。 季節調整済の前月比は、商業販売額が前月比0.4%の増加、卸売業は0.0%の横ばい、小売業は1.8%の増加でした。
なお、小売業の季節調整済指数(2020年=100)の後方3か月移動平均における24年11月の指数水準は113.6となり、前月比は▲0.3%の低下となりました。これらを踏まえて、基調は「一進一退の小売業販売」としています。(大臣官房調査統計G サービス動態統計室)
小売業販売額の動向を業種別にみると、前年同期比で織物・衣服・身の回り品小売業が10.7%の増加、その他小売業が5.7%の増加、無店舗小売業が同5.5%、の増加、燃料小売業が3.6%の増加など。一方、自動車小売業が▲1.9%の減少となりました。
(了)