建設費増額、最大２３５０億円＝２度目の上振れ決定―大阪・関西万博 2023年11月02日
２０２５年大阪・関西万博の会場建設費を巡り、日本国際博覧会協会が最大２３５０億円に増額する見通しを示したことに関し、西村康稔経済産業相は２日、受け入れる意向を表明した。政府と共に３分の１ずつ費用負担する大阪府・市と経済界は１日に容認姿勢を示しており、建設費の上振れが正式に決まった。
会場建設費は当初、１２５０億円としていたが、２０年１２月、暑さ対策などで１８５０億円に引き上げられており、今回で２度目の増額。建設費は当初想定の約１．９倍となる。国、大阪府・市、経済界の３者は最大約７８３億円ずつ負担する。政府は工事の進展に応じて予算計上する方針で、一部費用を２３年度補正予算案に盛り込む。
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