円安進行、151円台前半=株は大幅続伸―長期金利、一時0.970%に上昇・東京市場 2023年11月01日

 1日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=151円台前半に下落した。昨年10月下旬以来1年ぶりの水準で、日米金利差拡大を背景に円売り・ドル買いの動きに歯止めがかからない。午後5時現在は151円37~37銭と前日比1円08銭の円安・ドル高。株式市場では円安や好調な企業決算を受け買いが優勢となり、日経平均株価は742円80銭高の3万1601円65銭と大幅続伸した。
 債券市場では長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時0.970%に上昇(価格は下落)。2013年5月以来、約10年5カ月ぶりの水準となった。 

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長期金利、1ドル=151円台前半で推移する外国為替相場、日経平均株価の終値を示すモニター=1日午後、東京都中央区
長期金利、1ドル=151円台前半で推移する外国為替相場、日経平均株価の終値を示すモニター=1日午後、東京都中央区

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