インドネシア高速鉄道が開業=「恐れず挑戦を」とジョコ大統領 2023年10月02日

 【ジャカルタ時事】インドネシアの首都ジャカルタと西ジャワ州のバンドンを結ぶ高速鉄道「Whoosh(ウーシュ)」の開業式典が2日、ジャカルタにあるハリム駅で開かれた。式典にはジョコ大統領も出席し、「挑戦することを恐れるべきではない。今回の経験はより良い結果をもたらした」とあいさつした。
 名称の「Whoosh」はジョコ氏が走行時の音から思い付いたといい、インドネシア語で「時間節約、最良の運行、頼れるシステム」という意味が込められている。
 高速鉄道の最高速度は時速350キロで、両都市間約142キロを最短35分で結ぶ。2015年に日本との受注競争に勝った中国が、インドネシアと合弁会社を設立し建設した。 

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2日、インドネシアの首都ジャカルタにあるハリム駅で行われた高速鉄道の開業式(同国西ジャワ州提供・時事)
2日、インドネシアの首都ジャカルタにあるハリム駅で行われた高速鉄道の開業式(同国西ジャワ州提供・時事)
2日、インドネシアの首都ジャカルタにあるハリム駅で行われた高速鉄道の開業式であいさつするジョコ大統領(同国西ジャワ州提供・時事)
2日、インドネシアの首都ジャカルタにあるハリム駅で行われた高速鉄道の開業式であいさつするジョコ大統領(同国西ジャワ州提供・時事)
インドネシアの高速鉄道「Whoosh(ウーシュ)」(同国運輸省提供・時事)
インドネシアの高速鉄道「Whoosh(ウーシュ)」(同国運輸省提供・時事)

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