大手企業、冬のボーナス9%増=業績回復で伸び率最大―経団連集計 2022年12月22日

 経団連が22日発表した大手企業の2022年冬のボーナス妥結結果(最終集計)によると、平均額は前年比8.92%増の89万4179円と、3年ぶりにプラスに転じた。コロナ禍で停滞していた経済活動が再開されて業績が持ち直し、伸び率はバブル経済絶頂期の1989年(7.43%)を上回り、現在の集計方法に変更された1981年以降で最大だった。
 経団連は「月例賃金の引き上げも2%を超え、賃上げの勢いは冬のボーナスを見ても継続している」と分析した。 

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