米雇用、37万2000人増=失業率横ばい3.6%―6月 2022年07月08日

 【ワシントン時事】米労働省が8日発表した6月の雇用統計(季節調整済み)によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は前月比37万2000人増と、市場予想(約27万人増)を大きく上回った。失業率は3.6%と横ばい。堅調な雇用情勢を改めて示し、連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利上げを後押しする内容となった。
 就業者数の伸びは前月(38万4000人増、改定)からやや鈍化したが、力強さを保った。失業率は新型コロナウイルス危機直前の2020年2月(3.5%)の水準近くに改善している。 

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