NYダウ、3万ドル割れ=1年5カ月ぶり、一時900ドル超安 2022年06月17日

 【ニューヨーク時事】16日のニューヨーク株式相場は、インフレ抑制に向けた米国の積極的な利上げで景気後退に陥るとの懸念が広がり、急反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比741.46ドル安の2万9927.07ドルと、2021年1月以来約1年5カ月ぶりに3万ドルの大台を割り込んで終了。下げ幅は一時900ドルを超えた。前日の米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げに続き、この日はスイスと英国の中央銀行も利上げを決定し、世界的な金融引き締めが改めて意識された。 

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米ニューヨーク証券取引所(AFP時事)
米ニューヨーク証券取引所(AFP時事)

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