GDP、年0.5%減に上方修正=個人消費、小幅プラス―1~3月期改定値 2022年06月08日

 内閣府が8日発表した2022年1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.1%減、この成長ペースが1年続いた場合の年率換算では0.5%減となった。先月発表の速報値(前期比0.2%減、年率1.0%減)から上方修正。新型コロナウイルス感染拡大で低調だった個人消費が小幅ながらプラスに転じたが、2四半期ぶりのマイナス成長だった。
 21年度は前年度比2.2%増(速報値は2.1%増)と3年ぶりのプラス成長。ただ、コロナ禍が直撃した20年度(4.5%減)からの回復の勢いは弱かった。 

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