私設取引所、27日開業=SBI、三井住友FGなど出資 2022年06月06日

 SBIホールディングスや三井住友フィナンシャルグループ(FG)などが出資する金融商品の私設取引所「大阪デジタルエクスチェンジ」(ODX)は6日、株式や上場投資信託(ETF)の売買を27日に始めると発表した。来年度には国内初となるブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用したデジタル証券取引の開始を目指す。
 私設取引所としては国内で3番目。取引時間は午前8時20分から午後4時までで、東証(午前9時から午後3時まで、昼休みは1時間)より長く確保する。東証では2020年のシステム障害で終日売買が停止した。私設取引所は代替市場として、金額ベースで取引の9割を占める東証への一極集中の緩和を狙う。 

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