米雇用、39万人増=失業率横ばい3.6%―5月 2022年06月03日

 【ワシントン時事】米労働省が3日発表した5月の雇用統計(季節調整済み)によると、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は39万人増だった。失業率は3.6%と横ばいだったが、新型コロナウイルス危機前の低水準に迫っており、労働市場の堅調さが示された。
 就業者数の伸びは4月(43万6000人増、改定)から鈍化したものの、市場予想(32万5000人増)を上回った。失業率はコロナ危機を受けて20年4月に戦後最悪となる14.7%に達したが、政府の景気対策などにより低下基調が続いている。 

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