食品値上げ、年1万品突破=原料高、再実施の公算大 2022年06月01日

 帝国データバンクが1日に公表した調査によると、2022年の食品値上げ(予定を含む)が累計1万789品目となり、1万品目を突破した。5月19日時点の前回調査(8385品目)から急増。原材料や原油などの価格高止まりに加え、円安基調も続いており、帝国データは、年内に再値上げ・再々値上げなどの動きが進む公算が大きいとみている。
 調査は主要食品会社105社を対象に実施。前回から増加した2404品目のうち、酒類・飲料が1075品目と半数近くを占めた。キリンビールの「一番搾り」やサントリービールの「ザ・プレミアム・モルツ」などの値上げが決まった。 

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