「メタバース」を強化=エンタメ軸に成長―ソニーG 2022年05月18日

 ソニーグループ(G)は18日、東京都内で経営方針説明会を開き、今後の成長領域として、インターネット上の仮想空間「メタバース」に関連するサービスを強化する方針を表明した。ゲームと音楽、映画のエンターテインメント3事業を軸に、多様なコンテンツを展開し、新たな娯楽体験の創出を目指す。
 メタバースは、利用者同士がアバター(分身)となり、音楽ライブやゲームなどを楽しめる空間。米交流サイト(SNS)最大手メタ(旧フェイスブック)などIT大手が開発を加速させている。ソニーGの吉田憲一郎会長兼社長は「ネットワークでのエンターテインメント体験は今も進化し続けている。時間と空間を共有する社会的で双方向の体験に広がりつつある」と強調した。 

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2022年度の経営方針を説明するソニーグループの吉田憲一郎会長兼社長=18日午前、東京都港区の同社本社
2022年度の経営方針を説明するソニーグループの吉田憲一郎会長兼社長=18日午前、東京都港区の同社本社

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