中国GDP、4.8%増=政府目標下回る―1~3月期 2022年04月18日

 【北京時事】中国国家統計局が18日発表した1~3月期の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同期比4.8%増加した。4.0%増だった前期から加速したが、成長ペースは中国政府が今年の成長率目標として掲げる「5.5%前後」を下回っており、政府は金融緩和やインフラ投資で景気下支えを図る。
 統計局の付凌暉報道官は記者会見で「国内外で複雑性と不確実性が増しており、経済成長に向け多くの困難に直面している」と語った。新型コロナウイルスの感染再拡大や、ウクライナ情勢を念頭に置いた発言とみられる。 

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