円急落、一時126円台後半=20年ぶり安値、原油先物は急伸―東京市場 2022年04月15日

 15日の東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=126円台後半に急落、2002年5月以来約20年ぶりの安値を更新した。一方、円安などを背景に原油先物相場は急伸。東京商品取引所の15日未明の夜間取引では、中東産(ドバイ)原油先物9月決済物が08年8月以来約13年半ぶりに1キロリットル当たり8万円の大台を突破する場面もあった。
 14日の海外市場では、米長期金利の上昇による日米金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが進行。15日の東京時間には、国内輸入企業が決済目的で円を売ってドルを買う動きが加速し、円相場は一時126円70銭を付けた。 

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