2月機械受注、9.8%減=基調判断「足踏み」に下げ 2022年04月13日

 内閣府が13日発表した2月の機械受注統計によると、企業の設備投資の先行指標となる船舶・電力を除く民需(季節調整済み)は前月比9.8%減の8114億円だった。2カ月連続の減少。下げ幅は新型コロナウイルス感染の第1波が直撃した2020年4月(10.6%減)以来の大きさ。オミクロン株の流行や原材料価格の高騰を受け、投資を先送りする動きが出た。
 基調判断は1月の「持ち直している」から「持ち直しの動きに足踏みが見られる」に下方修正した。判断引き下げは21年8月以来6カ月ぶり。 

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